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青年海外協力隊★マダガスカル日記


by yoshimi-111
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素敵な出会い★

マダガスカルに来て2週間以上経ちました。忙しい毎日を送っています。
毎日5時間ガシ語(マダガスカル語)の授業と、その後事務所に行って色々とやっています。
全部バスと徒歩なので、また大変です。

この間、マダガスカル人の子とデートをしてしまいました。といっても、女の子ですが★

先々週、バスに乗って家に帰っていたら、やっぱり降りる場所が分からず、きょろきょろと外の景色をみていても、やっぱり分からず、私の隣に座っていた女の子に私の降りたいバス停はまだか聞いたところ、「もう過ぎたよ」と。「えぇ~!!もう過ぎたの!?」と、私がどうしようかと困っていたら、その女の子が一緒にバスを降りてくれ、そして一緒に別のバスに乗り、来た道を戻ってくれました。そして私の分かる場所まで一緒に歩いてくれたのです!本当に優しい女の子でした。
その子はガシ語の他にフランス語と英語が話せたので、私のつたないフラ語と、覚えたてのガシ語とちょっとの英語を使ってなんとか会話ができました。
私のせいで余計なお金を使わせてしまったので、私がその子の帰りのバス代を渡そうとすると、いい、いいと受け取ってくれず。。それでも私は申し訳ない気持ちだったので、いい、いいと渡そうとすると、その子は「じゃあ、また会いましょう!」と言ってくれ、次に会う約束と携帯番号を交換しました。

そして先週の日曜日の午後、待ち合わせをして再会しました。
ただ14時に待ち合わせをしたのですが、14時になっても彼女は来ず。。。
そこで少し待ちながら、もしかしたら忘れられたのか?。。。いい子に見えたけど、本当は騙されたのか??。。。(笑)と、いろいろ考えながらしばし待った。そして待つこと30分、彼女が現れた。そっかぁ!これが「マダガスカル時間??」と、以前聞いていた話を思い出した。こっちの人たちは時間にルーズらしい。みんな全ての人がそうとは限らないと思うが、もしかしたらこれがそうなのかも?と思った。

その子はZaharia(ザアリア)という22歳の大学生の女の子。
散歩をしながらいろいろ話をした。主にフラ語で、ときどきガシ語が混ざる。自分でもよく会話が成立しているなぁと思うが、私の間違ったフラ語をもしかしたら彼女が推測して理解してくれていたのかもしれない。

その日はいい天気でしたが、雨期のマダガスカル。途中でかなりの大雨になり、一緒に雨宿りをしながら、そこでもいろいろ話をした。結局、3時間ぐらい一緒にいて別れました。

日本にいい人もいて、悪い人もいるように、きっとここマダガスカルにも、いい人も悪い人もいるだろう。マダガスカルには来たばかりだし、あまり知らない現地の人をすぐに信用してはいけないと思って、やっぱり多少その子にも警戒しているところはあったが、ザアリアはやっぱりいい子だった。
私はどうしてもこの間バスで助けてもらったお礼をしたくて、散歩の途中に何か飲み物やお菓子でも買いたかったけど、彼女はいいと断り、「友達になれたから」と言って微笑んでくれた。
私が首都にいる期間は限られているけど、また会いたいと言ってくれ、また今度会うことになった。私が首都を離れて村に赴任してからも、そこに遊びに行くよと言ってくれた。

その子と別れた帰り道も、また雨に降られてびしょびしょになってしまったけど、楽しい一日だった。今度会うときには、もっと上達したガシ語で話せるようにがんばって勉強しよう!

という、上手にバスに乗れなかったおかげで素敵な出会いができたという話でした★
さっそく友達ができてうれしいです。
by yoshimi-111 | 2009-01-26 21:59